オリジナルTシャツ作成のお店選び!落とし穴は?

オリジナルTシャツやオリジナルパーカーを作成したいと思って、Google検索すると多くのお店が表示され、どのお店を選べば良いのか分からないという声をよく耳にします。

プリント機や新しい技法が増えた事でオリジナルプリントウェアを扱うお店が昔に比べて多くなったので仕方がない事ですが、お客様としてはどのお店を選ぶべきか分からなくなってしまうかと思います。

そうなると価格や納期で比較して選ぶしかないので、数店舗から見積もりを取って安かったり対応がよさそうだなと思うお店を選ぶ事になると思います。

貴方がiphoneの純正の充電ケーブルを買いたいと思って、amazonと楽天を比べて買う流れと同じです。

しかしオリジナルプリントウェア作成のお店の比較は、ここまでシンプルではないのが実際の所です。

店によってプリント方法が異なるので、プリントの種類を理解する必要がある

iphoneのケーブルにも長さ等で多少の違いはあれど、プリントTシャツ作成ほどには事前知識は要らないかと思います。

自分に最適なウェアプリントを行いたい場合は、プリントの種類を理解する必要があります。

  1. スクリーンプリント
    昔ながらの定番のウェアプリント方法。版を使用し、1色毎にインクを刷りつけてプリントをします。日本の国旗をプリントする為には白用の版、赤用の版の2版を用意する必要がある版を要するプリント方法なので、最低でも25枚くらいは同じ柄で作成しないと他のプリント方法に比べて割高になります。版代は1版につき5000円~10000円ほど。
  2. ガーメントインクジェットプリント
    家庭用のプリンターが大きくなった様なタイプの業務用の大きなプリンターで直接ウェアにフルカラープリントが出来る。
    白をはじめとした淡色生地にプリントする際は白ベースが不要の為、安価で仕上がりも良い。ただ濃色生地にそのまま印刷してもインクが沈んでしまうので白インクでホワイトベースを敷いて、その上からフルカラー(CMYK)でプリントを行いデザインを表現する為、工程が多く単価としては割高で、白生地に比べると生地馴染みは良くない。版を使用しないので1枚からでも現実的な価格で作成が出来るが、10枚でも100枚でも価格が変わりずらく割高感がある。
  3. DTFプリント
    家庭用のプリンターが大きくなった様なタイプの業務用の大きなプリンターでプリントフィルムを作成し、それを業務用アイロンプレス機で熱圧着する方法。(フルカラー可能)どんな柄でも表現が出来るガーメントインクジェットプリントとは異なり、デザインによっては対応が出来ないデザインもあるが、対応出来るデザインの場合は濃色生地でもガーメントに比べると大幅に安く作成が出来る。版を使用しないので1枚からでも現実的な価格で作成可能だが、色数の少ないプリント箇所数が多い内容だとスクリーンプリントに比べると割高になる。
  4. 昇華プリント
    ポリエステル生地にフルカラーで染めプリントが可能な特殊なプリント。生地へのプリント、裁断・縫製を行うウェアにするのでスポーツユニフォームなどの高価なウェア作成に用いられる。オリジナルTシャツとして使用する事はあまり無い。
  5. カッティングプリント
    ユニフォームなどの個別のネームや個別背番号をプリントする際に用いられるプリント方法。熱圧着が可能なシートを専用の機械でカットして熱圧着を行う。背番号以外でオリジナルTシャツとして使用する事はあまり無い。
  6. その他
    転写シート圧着やトナー転写というプリント方法は価格・仕上がりの観点から選択しない方が無難なケースが多い。

この様に一言にウェアプリントと言っても多くのプリント方法があり、製作数やご予算、使用用途やデザインによって最適なプリント方法が異なってきます。

お店によっては、スタッフに相談をせずに『ウェブ上から簡単に注文が出来る』事がメリットとしてうたわれている事も多いですが、知識がないお客様にとっては:それが『落とし穴』になってしまうケースもあるかと思います。

ただ、その様なお店も悪意を持ってその様な業態にしている訳ではなく、スタッフの手をかけない変わりに『値段を安く』提供してくれています。

また、ウェブサイトのページ等で詳しい商品説明を行っており、その内容を読めばおおかた正しい判断が出来る様に工夫をしてくれていますので、その様なお店を利用する際は時間をかけてウェブページ等をよく読んで自分にあった内容と正しいデータ処理を行って利用される事をオススメします。

そして、その様なお店の多くは1枚から注文が出来る様になっています。したがって自分の分だけでなくチームで利用するものを作成する場合等は『まず1枚、自分の分を作成』して実物の仕上がりを見てから量産をする様にする事をオススメします。

納期に余裕がなかったり、失敗する不安がある場合は、スタッフに直接相談が出来る有人サポート付のお店を選ぶ事をオススメします。